こんにちは、シャインマスカット大好きタナーです。
青春18切符シーズンですね。春季は4/10まで。
JR東日本には、いくつか快速のリゾート列車がありますが、
青春18切符でも指定席券500円をプラスすると乗れます。
快適なゆったりシートで、ちょっとした観光気分が味わえるおすすめの列車です。
3月まで2両,4月からは3両で運行しますよ。
今回、仙台発新庄行きの快速リゾートみのりに乗りました。
下り仙台9:13発 新庄12:26着
そこで起きたアクシデントの話。
指定席券払い戻しできた
まず、結果からお話しすると、今回のアクシデントで、
仙台から新庄ルートの約2/3は通過していましたが、
ちゃんと払い戻ししてくれました。
青春18きっぷなので、指定席券540円分ですが。
手数料無しです。
切符は回収されてしまいました。記念にと思ったのですが。。
しかも、途中STOPした中山平温泉駅から新庄まで、
バス代行運行で無事新庄までたどり着けています。
(新庄到着予12:26予定→14時ちょっと前に到着)
バスの所要時間は約40分でした。
そのあとの接続にも間に合って青春18きっぷで自宅まで辿り着くこともできましたし。
ちなみに、払い戻しは終着駅で申し出ました。
状況を電話で確認しているような状況だったのが、払い戻しに支障がなかった理由でしょうか。。
リゾート満喫から、アクシデント発生まで
リゾートみのりは、東北本線から陸羽東線、通称「奥の細道湯けむりライン」を走る観光列車で、鳴子温泉をはじめとする6つの温泉駅があります。
(川渡温泉駅 - 鳴子御殿湯駅 - 鳴子温泉駅 - 中山平温泉駅 - 赤倉温泉駅 - 瀬見温泉駅)
奥羽山脈の尾根で日本海と太平洋へと分かれる分水嶺がある事で有名な堺田駅は残念ながら止まりません。
そんな奥ゆかしい道のりですが、
宮城県と山形県を隔てる奥羽山脈を越える路線であるからして、登りが続きます。
季節は雪解けの3月。
日が差し、気温はプラス5℃程度と暖かくなりかなり雪解けもすすんでいました。
仙台から40分で陸羽東線へ繋がる小牛田駅へ。
そこから約1時間で、鳴子温泉へ。
鳴子温泉は、青春18切符で行ける温泉番付で、東の横綱であるというのは、訪れて始めて知りました。
鳴子温泉手前では、トンネルとトンネルのわずか数十メートルの切れ目で鳴子峡が顔を覗かせます。
車内アナウンスがあり、列車は徐行運転。
乗ってる自分達のシャッターチャンスではあるが、
それ以上に橋の上で撮り鉄たちが私達を待ち構えていた。
鳴子温泉で23分停車するので、青春18切符乗り鉄達はこぞって足湯でひとやすみ。
鳴子温泉駅を満喫して、地元の人達にも見送られた後、事件は起きました。
次の中山平温泉駅を400メートルほど進んだ辺りで
だんだんと速度が落ちてくおちてく……
ん?そんなにきつい坂か?いやそうでもない?!
自分たちではわからない程度の登り坂で、速度が落ちてく。。
結局止まってしまって。。あれあれ?
運転手さん少しバックして助走つけて加速……?!
いや進まない。。
運転の仕方は詳しくないので、説明できないが、
何やら運転手さんはアクセルとブレーキを操作しながら、それなりの対応をしているようだが、列車は前に進んでくれない。
車掌さんも運転席にきて、会話から、空転と落ち葉という単語が聞こえてきて…
空転?落ち葉?
早速グーグルで調べると、空転はスリップのこと。
列車はレールと車輪の摩擦で動いているので、
駆動力が摩擦力を超えてしまうと、空転(スリップ)が起こる
どうやら、山中のレール内に散乱した落ち葉が原因で、空転を起こしてしまっているらしい。
たしかに、この日の2日前は、東北地方全体で強風に見舞われ、道中木の枝や落ち葉が散乱していました。
山のど真ん中で列車が止まってしまったのは初めての経験。
運転手さんは本部に電話したり、何回も何回も発車を試みり、砂をまきに行ったり…
最終的に、これ以上の運行は困難であり、1つ前の中山平温泉駅へ戻る。というものでした。
運行打ち切りであっても、今回のように払い戻し可能となる場合があるので、
その日のうちに、窓口など切符売り場の人へ確認してみましょう。